就活生必見!グループディスカッション選考を取り入れる企業の理由とは?

就活生の皆さん!面接やグループディスカッションがなぜ必要だと思いますか?この記事では、グループディスカッションの存在理由と、企業が見るポイントについて説明します。

目次

ディスカッションがなぜ選考に使われる?

現代の就職活動は、単に自己PRを行うだけではなく、面接やグループディスカッションなど、多様なコミュニケーションスキルを必要とする場面が増えています。その理由は、企業はチーム内でどのように動くのかを見たいと考えているからです。書類選考では見えにくい「人となり」や「物事の対応力」を判断するためです。

そうすることで、企業は実際に働いてもらう上でのイメージ像を具現化できます。実際、個人面接や集団面接を選考時に取り入れている企業は全体の約9割にも達し、グループディスカッションにおいても、大手企業の約4割が導入しています。よって、面接を勝ち抜くためにも高いグループディスカッション能力を身につけるべきです。

~人事が見ている評価ポイント3選~

それでは、グループディスカッションの中で人事が見ているポイントについて3つご紹介します。

評価ポイント①「コミュニケーション能力」

まず、採用担当者の多くは「コミュニケーション能力」を見ています。その理由は、コミュニケーション能力が高いと良好な人間関係を築き、周囲の人との協力を得られるからです。企業は常に多種多様な人と関わるため、取引先や同僚と信頼関係を構築する必要があります。また、チームで仕事を進めていく場合もあるため、グループディスカッションの実例の中でコミュニケーション能力の見極めを行います。この能力は大きく分けて2つあり、1つは「議論の活性化・まとめる働き」が必要なことです。議論の活性化とは議論を円滑に進めるための素質があるかどうかです。そして、まとめる働きとは異なる意見が飛び交う議論の中で、意見を整理し最適な解決策を導きだせるかどうかを判断することです。

もう一つの考え方は議論をしやすい雰囲気を作れているかどうかです。例えば、他のメンバーが話していることに相槌を入れたり、リアクションを示したりなど他の人が話しやすい環境を作ることです。これに加え、あまり発言できていない人がいた場合に話を振りかけ、意見を聞き出すことも話しやすい雰囲気作りになります。

また、適切な問いに答えることも大切です。これは、相手の意見を否定的に捉えるのではなく、相手の意見を尊重した上で、最後まで意見を聞く姿勢を指します。これにより、相手は話し続ける気を失くすことなく自分の意見を主張し、円滑な意見共有を導きます。

評価ポイント②「傾聴力」

2つ目に、「傾聴力」が重要視されます。傾聴力とはいかに他人の意見に耳を傾けられるかどうかといった指標です。グループディスカッションでは、複数人のアイデアから一つに答えを絞る必要があるため、自分だけでなく周りの意見を聞くことも大切になります。これは仕事をする中でも同じです。他人の意見を聞いて新しい考えを生み出したり、他人のアイデアを吸収したりすることで企業の技術革新を生み出し、成長することができます。

評価ポイント③「リーダーシップ能力」

3つ目に、「リーダーシップ能力」を重要視しています。その理由は、リーダーシップ能力はチームで仕事をする際に、目標を達成するための方向性を決めるのに役立つスキルであるからです。特に、幹部クラスの人材になると自分の意見を中心に組織が動いていく可能性があります。そのため、採用時のグループディスカッションの中でその素質を見極め、人事の方は評価すると考えられます。

また、「リーダーシップ」では、協調性も評価の判断ポイントになります。リーダーはメンバーの意見を聞き、まとめる必要があります。その際に、自分の考えを周りに押し付け無理やり答えを1つに絞るあるいは。一部の人の意見しか取り入れないなどはできません。つまり、周りの人々と協力することが一番に求められます。このことから、リーダーシップ能力はグループディスカッションの中で重要な判断ポイントであると考えられます。

まとめ

以上のように、グループディスカッション選考時に人事が評価するポイントとして、コミュニケーション能力・傾聴力・リーダーシップ能力の3つをご紹介しました!

採用担当者は、ディスカッションにおいて自分の意見を適切に表現し、相手の意見を受け入れ、議論をリードできる人材を求めています。これによって、チームでのプロジェクトや顧客との交渉など、ビジネスにおいて必要とされる能力を持つ人材を採用することができます。これらの能力は現代のビジネスにおいて非常に重要な能力であり、企業がグループディスカッションを通じて、応募者の能力を評価することは、採用において重要な要素の一つとなっています。

就活のグループディスカッションに不安を抱える方は大勢います。この記事を読んで企業がグループディスカッションを求めている理由を認識し、必要な対策を行いましょう! 

具体的な対策方法を知りたい方はこちらもご覧ください!「」

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writing by

:所属
近畿大学 法学部 3年
ディスカッションラボメンバー(ライティングチーム)

:活動
記事のライティング(ファシリテーションやアイデア発想の知識をアウトプット)
イベントの企画、運営。参加者としても積極的に行動。
企業の方とのつながりを通して、共感できることや得た知識をもとに解説。

:趣味
サイクリング、動画鑑賞(Youtube、アマプラよく見ます!)

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